漢方薬についての記事
漢方薬での体質改善で本当に痩せる? 東洋医学と西洋医学のアプローチとは
漢方薬が得意とする「体質改善」ですが、近年では東洋医学・西洋医学問わず使われるケースが多く見受けられます。また、「体質」というのは広い意味を持つ言葉であるため…
私たちは漢方とどう向き合うべきか これからも漢方薬を保険診療で使い続けていくためにできることとは
厚生労働省は統合医療を「近代西洋医学を前提として、これに相補(補完)・代替療法や伝統医学等を組み合わせて更にQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させる医療であ…
漢方薬は「非科学的」なもの? 漢方薬を活用するうえで知っておきたい「エビデンス」とは
日本の医療・ヘルスケアにおいて漢方薬は身近な存在です。しかし、漢方薬の捉え方は人それぞれで、全幅の信頼を置く人がいれば、疑わしいと考える人もいます。私たちは漢…
可能性広がる漢方薬 新型コロナにおけるエビデンス構築の意義と今後の展望
軽症・中等症の新型コロナウイルス感染症に対し、症状を緩和する従来の治療のみの場合と葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏を併用した場合とを比較した日本東洋医学会主導の多施…
新型コロナの重症化を抑制する可能性のある漢方薬 そのエビデンス構築までの道のり
新型コロナウイルス感染症のパンデミックから2023年6月で丸3年以上が経過し、この感染症についても複数の新たな治療薬が登場しました。しかし、それらはいずれも適応や副…
「国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会2022」ポストコロナ時代における漢方薬の役割とは
2023年2月20日(月)、KKRホテル東京において「国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会2022」(以下、ビジョン研)が行われました。
自然由来の漢方薬、その安全性は?
漢方薬は、植物や鉱物、動物など自然由来の生薬が原料となっています。野菜や果物が、産地や採れる時期で味などが異なるのと同じように、生薬も産地や採れる時期で品質に…
どう違う?サプリメントや韓薬と漢方薬
インターネットのサイトやSNS、雑誌では、ダイエットや健康に関する情報が溢れています。なかでもダイエットに関する情報では、サプリメントや韓薬(韓方)、漢方薬が同列…
「粉や味が苦手……」漢方薬をおいしく服用するコツ
最近は、「漢方外来」と標榜していない医療機関でも、漢方薬が処方されることが増えてきました。
Vol.4 上手な漢方の使い方|漢方薬の歴史と未来
これまで3回にわたり、「漢方という存在」についてさまざまな視点からご紹介してきました。今回はいよいよ「では、その漢方を上手に使うにはどうすればよいか」をお伝えい…
Vol.3 “身体に優しい”漢方・生薬製剤の“不都合な真実” |漢方薬の歴史と未来
「天然由来の物だから」「昔から使われているから」、漢方は身体に優しい――そんなイメージをいまだにお持ちの方は、さすがにもう多くはないと思います。トリカブトなど、…
Vol.2「日本漢方」の成り立ち ~中国の古典的医学から日本の伝統医学へ、そして……~|漢方薬の歴史と未来
漢方は中国の医学ではありません、日本独自の医学です。このサイトにお越しになっている皆さんには、ひょっとしたらもうおなじみの言い回しかもしれません。
Vol.1 「漢方」とは何か~漢方とその周辺との向き合い方~|漢方薬の歴史と未来
漢方とは何でしょうか このサイトをご覧の皆さんにとっては「いまさら何を」と思われる書き出しかもしれません。ですが、あえて、改めて、漢方とはどういう存在かという…
コラム:人によって異なる漢方薬の作用
漢方薬がもたらす効果について、西洋薬と比較しながらもう少し詳しく解説します。実は漢方薬には「服用した人と呼応(反応)した時だけ薬剤の作用をする」という特徴があ…
海外でも注目される「kampo」
西洋薬では限界がある症状を治療・緩和したり、一剤で複数の病気を改善したりなど、さまざまな魅力を持つ漢方薬は「kampo」として近年、海外でも注目を集めています。
西洋薬と漢方薬を一緒に処方できるのは日本の医師だけ
日本には「気・血・水(き・けつ・すい)」や腹診などの、独自に発達した理論や技術のほかにも、国際的に見て、漢方薬のメリットをより享受しやすい環境があるといえます。
保険適用の漢方薬と、適用外の漢方薬の違いは?
漢方薬は、自然界にある植物や鉱物などの生薬を複数組み合わせて作られています。生薬の組み合わせ自体は無限大といえるほどたくさんありますが、その中からどの生薬を組…
煎じ薬とエキス剤はどう違う?
漢方薬には、煎じ薬(煎剤)とエキス剤があります。 煎じ薬は、細かく刻んだ生薬を処方ごとに調合し、それを水で数十分煮出し、成分を抽出させたものを飲む、伝統的な…