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記者アーカイブ

葛根湯(かっこんとう)

一般的に葛根湯は「初期のかぜ薬」として用いられることの多い漢方薬ですが、かぜ症状の改善については、切れ味が鈍いことも少なくありません。

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

半夏瀉心湯の「瀉心」とは、「みぞおち付近のつかえを解消する」という意味で、胃腸炎や消化不良、嘔吐、二日酔いなどの消化器疾患に幅広く用いられます。また最近では、…

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

牛車腎気丸は、高齢の特に男性で、夜に何度もトイレに行くというというような頻尿の改善によく用いられます。また、下半身のしびれ、坐骨神経痛など、主に「下半身」の病…

五苓散(ごれいさん)

五苓散は、体内の水分代謝の異常を調整する代表的な漢方薬で、むくみのある状態では利尿作用を、脱水の状態だと水分を保持するという働きを持っています。最近の研究では…

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

麦門冬湯は、中国後漢末期の官僚で医師である張仲景(ちょう ちゅうけい)によって書かれた中国の古典医学書『金匱要略(きんきようりゃく)』を出典とした薬で、咳を鎮め…

加味逍遙散(かみしょうようさん)

加味逍遥散は、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸と並んで「女性の三大処方」と呼ばれ、女性に多く使われている漢方薬のひとつです。加味逍遥散は、イライラ、不眠、疲れやすいなど…

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

芍薬甘草湯はその名の通り、芍薬と甘草という2種類の生薬から作られた漢方薬です。芍薬甘草湯は、こむら返り(腓腹筋けいれん)のような、筋肉のけいれんや収縮に伴う痛み…

六君子湯(りっくんしとう)

六君子湯は、漢方薬の代表的な胃薬のひとつです。胃粘膜を保護する作用や、胃の内容物の排出を促進させる作用、抗ストレス作用など、ひとつで多くの作用を持ちます。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

補中益気湯は「中(おなか)を補い、気(元気)を益す(増強する)」という意味を持つ漢方薬です。その名の通り、消化管機能が衰え、著しい倦怠感があるときに用いられま…

抑肝散(よくかんさん)

漢方で心や精神を示す「肝(かん)」の高ぶりを抑え、興奮やイライラ、筋肉の緊張などを鎮める働きを持つとされる漢方薬です。もともと抑肝散は子どもの夜泣きやかんしゃ…

大建中湯(だいけんちゅうとう)

大建中湯は日本で最も多く使われている漢方薬ですが、一般的にはあまりなじみがないかもしれません。それは大建中湯が、特定の病気の治療にのみ用いられることが関係して…

後編:漢方による女性不妊へのアプローチと治療継続の目安

不妊症の治療では、西洋医学的なアプローチはさることながら、漢方によるアプローチも行われています。不妊症に関する漢方治療の実際について、北里大学東洋医学総合研究…

前編:不妊治療の現在と漢方による男性不妊へのアプローチ

現政権が掲げる看板政策、「不妊治療への保険適用拡大」に対して、国民の関心が高まっています。不妊症については女性側の原因に関心が向きがちですが、1993年に世界保健…

江戸時代から伝わる先人の知恵を生かし健康にー市民公開漢方セミナー 並木隆雄先生講演レポート

日本漢方生薬製剤協会が主催する市民公開漢方セミナー。第23回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の現況を踏まえ、2020年2月1〜28日までの期間限定の動画配信…

国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会 漢方医学の「これから」のための提言更新

2021年2月15日、国民の健康と医療を担う漢方の将来ビジョン研究会(以下、ビジョン研)の提言更新記者会見が行われました。

コロナ禍での花粉症対策 漢方を上手に使って花粉症を改善しよう

今年もスギ花粉の飛散がピークを迎えています。2021年の花粉の飛散量は、例年に比べると少ないと予想されていますが、昨年と比較すると九州から関東にかけては多く、四国…

海外でも注目される「kampo」

西洋薬では限界がある症状を治療・緩和したり、一剤で複数の病気を改善したりなど、さまざまな魅力を持つ漢方薬は「kampo」として近年、海外でも注目を集めています。

西洋薬と漢方薬を一緒に処方できるのは日本の医師だけ

日本には「気・血・水(き・けつ・すい)」や腹診などの、独自に発達した理論や技術のほかにも、国際的に見て、漢方薬のメリットをより享受しやすい環境があるといえます。

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