【精神科医が使って知った漢方薬の魅力「意外と効くもんだ」】QLife漢方が、『漢方薬』の効果や効能、医学的・科学的情報を、わかりやすくお伝えします。

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精神科医が使って知った漢方薬の魅力「意外と効くもんだ」

小松桜先生
(愛世会愛誠病院・漢方外来)

抑うつ状態に加えホットフラッシュを訴える、華奢な体型の72歳女性

更年期のようにホットフラッシュがあるんですとのことで、加味逍遥散を処方。一か月後、受診の際に「ホットフラッシュはそんなに変わらないが、初めてぐっすり眠れました」と笑顔を見せてくれた。

躁うつ病からくるイライラ、不眠で来院した65歳女性

イライラ、ソワソワ、落ち着かないという訴え。リスパダールによるアカシジアと考え、リスパダールを中止、抑肝散を再開。3週間後の再診時は「とても落ち着いた。不安が取れ、睡眠薬も半分で済む」と穏やかな笑顔で語っていた。

適応障害を原因に様々な症状が現れた38歳女性

38歳適応障害の女性。桂枝加芍薬湯を処方したところ、二週間で「この漢方は良い。セレキノンより下痢の回数が減った。外出も怖くなくなった」と笑顔が見られた。しばらく継続していたが、「下痢・吐き気・痛み・冷え・低体温」などをターゲットに、人参湯に…

喉のつまりをはじめ、様々な症状が出現した67歳女性

多彩な症状の中から「喉の詰まり」をキーワードに半夏厚朴湯を処方したところ若干の効果が見られたが、やがて「胃がどうもスッキリしない」という訴え。香蘇散を追加し様子を見たが、芳しい返答が無いため、「もぐらたたきのように一つ一つの症状を潰してい…

さまざまな身体症状に加え、精神症状に長く悩んでいた35歳男性

1か月後には精神的にも身体的にも落ち着き、「眩暈も気にならない。穏やかに過ごせる」と語ったので、西洋薬のアナフラニールとレキソタンを微調整してもらいつつ、メインを継続的に漢方で処方している。現在は元気に会社に行っており、受診も以前のように「…

病気を患う高齢の両親などが不安で、抑うつ気分が悪化した50代の男性

新しい抗うつ薬であるリフレックスが追加投与され、若干眠りが深くなったものの、疲れるとお腹が壊れてしまう、だるさが抜けないという状態が継続。上記症状に対し、補中益気湯を追加。ところがしばらくすると、ご両親に関する不安が堂々巡りするようになっ…

パニック障害の陰で、ずっと続いていた微熱に悩んでいた女性

10数年前から不眠、不安、食欲低下、乗り物が怖いなどの症状が出て精神科に通院している42歳の小柄な女性。症状改善のため、柴胡桂枝乾姜湯を投与した。

3年前からパニック障害を患い西洋薬の副作用にも悩んでいた女性

勤め先の会社が経営難に陥ったことや、人間関係のストレスが原因で、電車内で息苦しさや不安感が出現するように。初診時は小さな症状まで細々と話し、内容にまとまりが無かった。時間をかけて現在の一番困ることを聞き出すと、「イライラ・気分のムラ・電車…

多剤併用しながら10年以上もの間、うつ状態に苦しんでいた女性

10数年前より「会社に行くのが辛い」「起きられない」と抑うつ気分に悩み続けていた40歳の女性。薬物療法のみでなく認知行動療法を導入した。3か月経過した頃に話を聞くと「今は体の症状の方が辛い」とのお話。具体的には、むくみ、頭が重い、下痢。思い切っ…

内服する心理的ストレスが少ないと、患者も医師も診療しやすく

人間関係のストレスで、何事も楽しくない・イライラする・睡眠障害・悪夢などの精神症状や、倦怠感・動悸・眩暈(めまい)などの身体症状が見られるようになったという35歳男性。診断は適応障害。前医からの紹介状では、ルーラン・ジェイゾロフト・リーマス…

二十歳の時から13年間メンタルクリニック通院を続ける不安障害の男性

13年前から精神科治療を続けている33歳の男性。過去に様々な薬剤を内服していたが、目立った効果が得られていなかった。抑うつ気分、不安感に対してジェイゾロフト、ドグマチール、ベタナミンを主剤に治療を受けているが、気分は晴れず経過している。

失職のストレスで、過食と嘔吐を繰り返すようになったうつ病の男性

26歳男性。ストレスにより動悸・眩暈(めまい)などの身体症状や抑うつ気分が出現し、四年前から精神科に通院していた。パキシルやジェイゾロフトなどの抗うつ薬と、デパケンを気分安定薬として内服していたものの、芳しくなかったそうだ。さらには、仕事内…

抗精神病薬の服薬をもう続けたくないと打ち明けてきた女性

うつ病の診断にてトレドミンやルボックスなどの抗うつ薬を長年飲み続けている35歳のスラリと背の高い女性。担当医変更で初めての診察時に抗精神病薬の服薬をもう続けたくないと打ち明けてきた。全身エネルギー不足の印象で、また、眠気や倦怠感が強いことも…