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記者アーカイブ

昼以降に活動レベルが上がる夜型生活のうつ患者に苓桂朮甘湯が有効

うつ状態、うつ病と診断される患者さんで、夜型生活に由来する不定愁訴に悩む方には、苓桂朮甘湯が有効な場合がある、と久留米大学医療センター・先進漢方治療センターの…

がん治療中の食欲不振、体重減少、筋肉の減少症状改善に六君子湯が有効

第68回日本東洋医学会学術集会で国立がん研究センター研究所の上園保仁先生らが、がん悪液質の症状改善に漢方薬・六君子湯が有効であり、その作用が六君子湯に含まれてい…

十全大補湯、補中益気湯などに大腸がんの肝臓への転移を防ぐ可能性

がんの転移に対して最近、動物実験などの結果から、一部の漢方薬に抑制効果があることが分かってきています。そうした事例として富山大学の済木育夫先生らが、十全大補湯…

フレイル・サルコペニア対策での漢方医学の役割~漢方薬の抗サルコペニア効果について<第58回日本老年医学会学術集会レポート>

漢方医学では、加齢による骨粗しょう症や腰の痛みやしびれといった症状を「腎虚」と呼びます。大阪大学の荻原圭祐先生は、サルコペニアを腎虚の一症状と考え、マウスに牛…

高齢者疾患と漢方薬~薬物療法の課題とその位置づけ<第58回日本老年医学会学術集会レポート>

「高齢者に有用性が示唆される我が国の医療用漢方製剤のリスト」の詳細について、同ガイドラインの分担研究者も務めた東北大学病院の高山真先生が、第58回日本老年医学会…

「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」に有用性が示唆されるとして5つの漢方薬が掲載

高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」に、有用性が示唆される漢方薬として、抑肝散、半夏厚朴湯、大建中湯、補中益気湯、麻子仁丸の5つが掲載されました。

【後編】漢方の知恵でポジティブ・エイジング~第67回日本東洋医学会学術集会 市民公開講座から

漢方では「気」「血(けつ)」「水(すい)」の考え方があります。「気」は生命活動を営むエネルギー。「血」は血液と近い考え、「水」は汗やリンパ液などの体液として考…

【前編】漢方の知恵でポジティブ・エイジング~第67回日本東洋医学会学術集会 市民公開講座から

ポジティブ・エイジングという言葉は、「アンチ=抵抗」ではなく、むしろ積極的に対応しよう、という意味の造語です。「長生き」というのは短い寿命を長くすることではあ…

その不調、漢方にできることがあります!~第67回日本東洋医学会学術集会 市民公開講座から

肩がこる、めまいがする、イライラするなどの不定愁訴。「病院に行くほどでも…」と感じている方も多いかもしれません。漢方医学にはこうした「養生」という考え方がありま…

【話題の本の著者に聞く】弁証論治による正統な漢方方剤の選定を広めていきたい~漢方みず堂 河端孝幸氏

同じ便秘でも虚証の患者さんと実証の患者さんでは処方する漢方薬が異なります。このような弁証論治に基づかない、漢方薬処方により、「漢方薬を服用しているのにあまり効…

【参加無料】「漢方」と最新の「データサイエンス」を学ぶ特別セミナーを神奈川で開催

今回の特別セミナーでは、漢方臨床医、生薬研究者、さらに数学者が一堂に会し、それぞれの立場から診断・治療の実際、ラボとフィールドでの研究活動とレギュラトリーサイ…

認知症の人の思いから始めるまちづくりとは?

認知症を自分自身のことと考えたとき、地域や暮らしはどうあるべきか。認知症の本人の声、思いから地域を見つめ、まちづくりに至るまで語りあう「地域カンファレンスin群…

プロから学べる!日本薬科大学が社会人向けに「漢方アロマコース」を開講

日本薬科大学は4月から、東京・御茶ノ水キャンパスで社会人向けのプログラム「漢方アロマコース」を開講します。

がん治療中の辛い症状は漢方薬でも改善できる!<第5回>「抑うつ状態や気分の落ち込み」には「蘇葉」や「人参・黄耆」が含まれる漢方薬を

がん患者さんには、肉体的にも精神的にも大きなストレスやプレッシャーが押しかかります。加えて、乳がんや子宮がんなどの治療で用いられるホルモン治療の副作用でも抑う…

がん治療中の辛い症状は漢方薬でも改善できる!<第4回>「口内炎」には「半夏瀉心湯」が効果あり

口内炎はがん治療中の患者さんに比較的多くみられる症状です。抗がん剤による口内炎の特徴は、(1)痛みが非常に強く、小さい潰瘍であっても痛む、(2)免疫力低下によっ…

がん治療中の辛い症状は漢方薬でも改善できる!<第3回>「倦怠感」には、足りないものを「補」う「補剤」を

がん患者さんがもっとも多く経験する症状が「疲労」や「倦怠感」です。この疲労、倦怠感は貧血や栄養不良、腎臓や肝臓の障害、むくみ、発熱などの身体的要因に加え、不安…

がん治療中の辛い症状は漢方薬でも改善できる!<第2回>「牛車腎気丸」が「手足のしびれや痛み」をやわらげる

抗がん剤が原因で末梢神経が障害され、手足などのしびれや痛みが起こることがあります。末梢神経には、運動神経、感覚神経、自律神経があり、それぞれで症状が異なります。

がん治療中の辛い症状は漢方薬でも改善できる!<第1回>「食欲不振」には、「六君子湯」が食欲増進ホルモンを高める

近年、漢方薬において「この成分が、身体にこのように働くから、症状が改善する」というように、“効く”メカニズムが解明されつつあります。この連載では10回にわたって、…

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