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2010年6月の記事一覧

遠志(おんじ)

ヒメハギ科(Polygalaceae)のイトヒメハギPolygala tenuifolia Willdenowの根

黄連(おうれん)

キンポウゲ科(Ranunculaceae)のオウレンCoptis japonica Makino又はその他同属植物の根をほとんど除いた根茎

黄柏(おうばく)

ミカン科(Rutaceae)のキハダPhellodendron amurense Ruprecht又はその他同属植物の周皮を除いた樹皮

黄ごん(おうごん)

シソ科(Labiatae)のコガネバナScutellaria baicalensis Georgiの周皮を除いた根

黄耆(おうぎ)

マメ科(Leguminosae)のAstragalus membranaceus Bunge又はAstragalus mongholicus Bungeの根

延胡索(えんごさく)

ケシ科(Papaveraceae)のCorydalis turtschaninovii Besser forma yanhusuo Y.H.Chou et C.C. Hsuの塊茎

茴香(ういきょう)

セリ科(Umbelliferae)のウイキョウFoeniculum vulgare Millerの果実

茵ちん蒿(いんちんこう)

キク科(Compositae)のカワラヨモギArtemisia capillaris Thunb. の頭花

威霊仙(いれいせん)

キンポウゲ科(Ranunculaceae)のサキシマボタンヅルClematis chinensis Osbeck又はその他近縁植物の根及び根茎

阿膠(あきょう)

阿膠の基原  ウシ、ブタなどの哺乳動物の皮、骨、腱、靭帯から造られたゼラチン

【補中益気湯】新型インフルエンザA感染予防効果/論文の概要

Prevention of 2009 pandemic influenza A/H1N1 virus infection by administration of hochuekkito, a Japanese herbal medicine. Masanori Niimi. BMJ. 15 December, …

【補中益気湯】新型インフルエンザA感染予防効果/論文の意義

世界的な流行により注目された新型インフルエンザA(H1N1)は、日本では2009年8月下旬より急速に感染が拡大しました。しかし当時は、新型インフルエンザワクチンや季節性…

そもそも、副作用とはなんでしょう?

 漢方薬は「生薬(天然物)から作られているから、副作用がなく安全」という方がいますが、これは誤りです。天然物にも有毒なものがありますし、漢方薬に限らず好ましく…

【抑肝散】認知症の周辺症状の改善効果/論文の概要

A randomized cross-over study of a traditional Japanese medicine (kampo), yokukansan, in the treatment of the behavioural and psychological symptoms of dementi…

【抑肝散】認知症の周辺症状の改善効果/論文の意義

認知症の症状には、大きく分けて中核症状と周辺症状の二つがあります。中核症状とは、覚えこむ力(記銘力)や判断力の低下、論理的に順序立てて考え、状況を把握して行動…

基本的な使い方

すべてのお薬は適正に使用しなければいけません。漢方薬も同様で、特に、いわゆる一般的な西洋薬とは異なる服用方法が用いられることが多い点にも注意をしましょう。薬物…

2つ以上の生薬の組み合わせでできている「漢方薬」

「漢方医学=漢方薬」と考える方が多いようですが、少し違います。「漢方医学」は、中国を起源としつつも日本で独自の発達を遂げた伝統医学で、「漢方薬」だけでなく、針…

体質的に胃腸が弱い人

医療機関で漢方薬が処方されると、通常は食前や食間(食事と食事の間)の服用を指示されます。どちらも胃の中に食べ物が入っていない空腹の状態です。漢方薬に含まれる生…

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