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山椒(さんしょう)

[生薬辞典]

山椒(さんしょう)

基原

ミカン科(Rutaceae)のサンショウZanthoxylum piperitum De Candolle又はその他同属植物の成熟果皮で、果皮から分離した種子をできるだけ除いたもの

主な薬理

山椒は腹部膨満感や腹痛を主訴とする大建中湯や当帰湯に配合される生薬です。
山椒単独では以下に示す、腸管収縮、腸管血流増加、血圧降下作用などが報告されています。


活性成分

[血圧降下作用]1)
ゲラニオール(geraniol).
[腸管収縮作用]2)
ヒドロキシサンショール(hydroxy-β-sanshool),サンショール(β,γ-sanshool).
[腸管血流増加作用]3)
水製エキス.
[駆虫作用]4,5)
精油画分,水製エキス,アルコールエキス.

引用

1) 山脇忠昭:日本薬理学雑誌,58, 394(1962).
2) K.Hashimoto,et al.:Planta Medica,67,179(2001).
3) T.Ohmoto,et al.:生薬学雑誌,39,28(1985).
4) 板東丈夫ら:日本薬理学雑誌,52,76(1956).
5) 刈米達夫ら:薬学雑誌,52,743(1932).

この生薬が使われる代表的な漢方処方


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