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紅花(こうか)

[生薬辞典]

紅花(こうか)

基原

キク科(Compositae)のベニバナCarthamus tinctorius L. の管状花をそのまま、又は黄色色素の大部分を除き、圧搾して、板状にしたもの

主な薬理

打撲による腫れや痛みを主訴とする治打撲一方や通導散に配合される生薬です。
紅花単独では以下に示す、鎮痛、血流改善、消炎作用などが報告されています。


活性成分

[血流改善作用]1,2)
水製エキス,エタノールエキス,アデノシン(adenosine).
[自発運動抑制作用]3)
水製エキス,50%メタノールエキス.
[鎮痛作用]3)
水製エキス,50%メタノールエキス.
[睡眠延長作用]3)
水製エキス,50%メタノールエキス.
[抗炎症作用]3)
水製エキス,50%メタノールエキス.
[血圧降下作用]4-6)
メタノールエキス,チンクトルミン(tinctormin).
[抗腫瘍作用]7)
水製エキス,メタノールエキス.

引用

1) 塗々木和男ら:神奈川歯学,18,64 (1983).
2) 沓名 裕ら:薬学雑誌,108,1101 (1988).
3) 笠原義正ら:生薬学雑誌,43,331 (1989).
4) 有沢宗久ら:日本生薬学会第30回講演要旨集,p.32(1983).
5) M.R.Meselhy,et al.:Chem.Pharm.Bull.,40,3335(1992).
6) M.R.Meselhy,et al.:Chem.Pharm.Bull.,41,1796(1993).
7) 小菅卓夫ら:薬学雑誌,105,791(1985).
8) 川本謙一ら:第38回天然物化学討論会講演要旨集,p.421(1996).

この生薬が使われる代表的な漢方処方


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