2017年の記事一覧
【婦人科専門医が解説】月経時に強い腹痛・骨盤痛…月経困難症に得意な漢方は?
月経困難症に悩む女性は800~1000万人と言われており、子宮内膜症や子宮筋腫など治療を必要とする病気が潜んでいる可能性もあるので注意が必要です。
【婦人科専門医が解説】更年期女性特有の症状に得意な漢方とは
日本人女性の平均閉経年齢は50~51歳くらいなので、45~55歳くらいの時期、加齢に伴う卵巣機能の低下によって、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の減少か…
【婦人科専門医が解説】月経前症候群(PMS)、PMDD(月経前不快気分障害)のつらさを軽減させるには
「月経前症候群」(PMS)をご存知ですか?月経の3~10日位前になると女性のカラダや心に起こる、様々な不調のことをいい、月経が始まると症状が治まっていくのが特徴です。
【婦人科専門医が解説】痛みがなくても月経に異常がないかチェック、月経不順
月経不順は放置しておくと将来不妊症になる場合もあります。何かおかしいと思った人は基礎体温をつけると良いでしょう。婦人科専門医に受診をして超音波で子宮や卵巣の異…
子どもの病気で使われる漢方薬とは
小児の身体は日々成長・発達していますが、治療に対しては速やかに反応しやすいものです。また生理的にも大人への成長過程であり、薬効の異なる複数の生薬から成り立つ漢…
薬局で買えるOTC医薬品に“隠れ防風通聖散”も
第68回日本東洋医学会学術集会で発表された、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の副作用報告データ分析結果から、防風通聖散の副作用発現状況は、含有量の少ないOTC製剤でも…
購入前には必ず相談を!防風通聖散のOTC 購入者の3割に「副作用が出やすい可能性」
薬局やドラッグストアで、ダイエット目的に購入されることが多い漢方薬・防風通聖散 のOTCについて、防風通聖散の「証」とならず、副作用が出やすい人が購入者の3割弱もい…
女性のさまざまな健康トラブル、原因の8割9割は「冷え」ってホント?
日本漢方生薬製剤協会は「第20回市民公開漢方セミナー」を開催。「漢方で改善!!働く女性の健康管理」と題して麻布ミューズクリニック院長の玉田真由美先生が講演しまし…
ニキビや紅斑など…皮膚の病気に有効な漢方薬は
皮膚のトラブルにも漢方による治療が有効です。東洋医学では、病気の原因に対処することを本治と呼び、その原因によって生じる症状を治療することを標治と呼んで区別して…
肥満症や糖尿病の合併症で使われる漢方薬
東洋医学的には、運動だけでなく、生活リズムを整え、未然に病気を予防する考え方があり、肥満症やメタボリックシンドロームといった生活習慣病では極めて有用な手法です…
漢方医は患者をこう診ている(3)切診
漢方の4種類の診察方法の1つである、「切診」(触覚を用いた診察)について、問診と漢方薬の選択との関係について紹介します。
第20回 市民公開漢方セミナーに参加しませんか?
2017年10月12日に、日本漢方生薬製剤協会が主催する、市民公開漢方セミナーが開催。テーマは、「漢方で改善!! 働く女性の健康管理~女性特有症状にもう振り回されない!…
風邪の治療で使われる漢方薬とは?
風邪をひいた患者さんの漢方薬の選択は、病期で判断します。漢方では熱性疾患の初発時を「太陽病」、そこから進行した状態を「少陽病」、さらに進行すると「太陰病」とし…
循環器疾患の漢方治療
循環器疾患で漢方薬が良く使われる病気に、軽症の高血圧症、低血圧症、心臓神経障害、軽症の不整脈、軽症の心不全があります。
漢方治療が有用な消化器疾患は
消化器疾患の中でも、機能性胃腸症(吐き気、おう吐、げっぷ、食後のもたれ感、早期膨満感)、感染性胃腸炎でも特にウイルス性のもの、痔疾、便秘などは漢方薬の得意分野…
口内炎、歯周病、口臭治療で使われる漢方薬
歯周病治療の基本はプラークコントロールですが、そのうえで漢方薬が使われることもあります。日本東洋歯学会が47施設に行ったアンケート調査で、歯周病に処方している漢…
女性の頭痛に有効な漢方薬は?
頭痛は体調不良やストレスなどが原因で引き起こる現代病です。婦人科医として、これまでたくさんの女性患者さんと接してきましたが、持病に頭痛があると訴える方の多くが…
漢方医は患者をこう診ている(2)問診
漢方での診察方法「四診」の1つである、「問診」(現病歴や既往歴のほかに、患者の体質傾向を聞き出す)について、第一線の漢方医が何を聞いて、何を診ているのかをご紹介…