5.出産前後の女性

[こんな人は、注意が必要なケースがあります]
更新日:2010/07/08[木] twitterへポスト

妊婦の服用が好ましくない生薬には注意が必要

 妊婦、または妊娠している可能性のある女性については、漢方薬の安全性がまだ確立していないため、外用剤の紫雲膏(しうんこう=ひび、あかぎれ、やけどなどの皮膚の薬)を除いて、服用は慎重にする必要があります。

 特に妊婦の服用が好ましくないとされているものに、「瀉下剤(しゃげざい=下剤、便秘薬)として知られる大黄(だいおう)芒硝(ぼうしょう)」「駆瘀血薬(くおけつやく=血の流れを促進する薬)として知られる牡丹皮(ぼたんぴ)桃仁(とうにん)紅花(こうか)牛膝(ごしつ)」などがあります。これらを含む処方を服用した場合、流早産の危険性があります。他にも附子(ぶし)蘇木(そぼく)など、妊婦が服用しない方が望ましいといわれているものがあるので注意してください。

 また授乳中は母乳を通してさまざまな影響が赤ちゃんに出るので、薬の服用には十分注意を払う必要があります。中でも大黄や麻黄(まおう)が含まれている処方は新生児に影響を及ぼす可能性があるため、服用はくれぐれも慎重にしなくてはなりません。服用のルールを守ることはもちろん、服用中少しでも疑問があったら、必ず医師、薬剤師に相談しましょう。

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