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民間薬やハーブと違うところ

[漢方薬とは] 2010/07/05
 「ドクダミが肌にいい」などという話をこれまでに聞いたことがあるでしょう。昔から人々は、どこか体の具合が悪い時に、暮らしの中で得た経験や知恵を生かし、身近にある薬草をのんできました。これがいわゆる「民間薬」で、通常1種類の薬草を煎じてのむもので、医師が処方薬として用いることはありません。

 また、最近ブームになっているハーブも、多くはヨーロッパなどでの生活習慣に古くから根づいている民間薬で、日本では料理のスパイスやハーブティーとして、健康増進のために利用されています。

 これらに対して漢方薬には、効き目や安全性についての長い経験の蓄積をもとにした、独自の理論体系があります。漢方医学ではその理論に基づき、患者さんの症状に応じて複数の生薬(しょうやく)を組み合わせて使うことが多いため、一つの漢方薬でさまざまな症状を治す、複合的な効果が期待されます。いくつもの症状をかかえ、たくさんの薬をのまなければならないお年寄りにとっては負担の軽減にもつながり、高齢化社会に適した薬といえます。

 さらに漢方薬は、科学的な研究も進み、西洋医学では対処しにくい半健康状態や慢性疾患の症状に対処できるだけでなく、手術直後の諸症状緩和など急性期の患者さんにも効果的な場合があることが、多くの西洋医学の医師から認められるようになりました。現在では、多くの大学病院や総合病院でも、日常の診療で漢方薬が使われるようになっています。

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