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抗がん剤の副作用軽減における漢方薬の効果について~「抗がん剤治療における副作用の軽減」についての大規模患者調査より

[漢方ニュース] 2013/04/18

 近年、抗がん剤の副作用の軽減を目的に漢方薬が処方されるケースが増えてきています。特に、食欲不振に対する六君子湯の効果など、エビデンスが蓄積されており科学的にも正しい効果であることが分かってきています。そういったなか、患者さんは漢方薬の効果を実感しているのでしょうか? 先日行われた抗がん剤治療における副作用の軽減」についての大規模患者調査の結果から、漢方薬についての部分をご紹介します。

抗がん剤の副作用を軽減するための薬を処方されていましたか。また、その中に、漢方薬はありましたか

抗がん剤治療を受けた患者さんのうち、54.0%が「副作用軽減のために薬を処方された」と回答しました。さらに漢方薬を処方された患者さんはそのうちの22.6%でした

漢方薬はどの副作用を軽減させるために処方されましたか

漢方薬を処方された副作用で最も多かったのが「手足のしびれ」で41.4%、ついで「吐気・嘔吐」で30.3%となりました。平均で1.6種類の症状に対し、漢方薬が処方されており、単一症状に対して作用する西洋薬とは異なり、複数の症状に作用する漢方薬のいわゆる「守備範囲の広さ」が明らかになった結果となりました。

漢方薬を服用した結果、副作用は軽減されましたか

54.8%が漢方薬を服用した結果、副作用が軽減されたと回答しました。これは、西洋薬のみを処方された患者さんとほぼ同じ割合で、抗がん剤の副作用軽減における漢方薬の効果実感は、西洋薬とほぼ同等のものであることが分かりました。

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