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2016年7月の記事一覧

昼以降に活動レベルが上がる夜型生活のうつ患者に苓桂朮甘湯が有効

うつ状態、うつ病と診断される患者さんで、夜型生活に由来する不定愁訴に悩む方には、苓桂朮甘湯が有効な場合がある、と久留米大学医療センター・先進漢方治療センターの…

米の山病院 福田知顕副院長

「心身一如」という言葉がありますが、心から体、体から心への影響について、バランスのとれた見方ができるのが理想だと思います。いずれにせよ、そのときアプローチする…

たまがわクリニック 玉川葉子副院長

漢方の診療は、患者さまの状態をしっかり把握することが基本です。お通じの状態や冷えの有無、睡眠状態、皮膚や爪の様子、ストレスの有無など、一見すると主訴に関係ない…

がん治療中の食欲不振、体重減少、筋肉の減少症状改善に六君子湯が有効

第68回日本東洋医学会学術集会で国立がん研究センター研究所の上園保仁先生らが、がん悪液質の症状改善に漢方薬・六君子湯が有効であり、その作用が六君子湯に含まれてい…

十全大補湯、補中益気湯などに大腸がんの肝臓への転移を防ぐ可能性

がんの転移に対して最近、動物実験などの結果から、一部の漢方薬に抑制効果があることが分かってきています。そうした事例として富山大学の済木育夫先生らが、十全大補湯…

フレイル・サルコペニア対策での漢方医学の役割~漢方薬の抗サルコペニア効果について<第58回日本老年医学会学術集会レポート>

漢方医学では、加齢による骨粗しょう症や腰の痛みやしびれといった症状を「腎虚」と呼びます。大阪大学の荻原圭祐先生は、サルコペニアを腎虚の一症状と考え、マウスに牛…

高齢者疾患と漢方薬~薬物療法の課題とその位置づけ<第58回日本老年医学会学術集会レポート>

「高齢者に有用性が示唆される我が国の医療用漢方製剤のリスト」の詳細について、同ガイドラインの分担研究者も務めた東北大学病院の高山真先生が、第58回日本老年医学会…

「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」に有用性が示唆されるとして5つの漢方薬が掲載

高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」に、有用性が示唆される漢方薬として、抑肝散、半夏厚朴湯、大建中湯、補中益気湯、麻子仁丸の5つが掲載されました。

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