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五味子(ごみし)

[生薬辞典]

五味子(ごみし)

基原

マツブサ科(Schisandraceae)のチョウセンゴミシSchisandra chinensis Baillonの果実

主な薬理

五味子は、咳嗽を主訴とする小青竜湯、清肺湯、苓甘姜味辛夏仁湯に配合される生薬です。
五味子単独では、以下に示す鎮咳作用が報告されています。
研究により、五味子中の成分であるゴミシンA、シサンドリンなどのリグナン類の各種薬理活性が明らかとなりました。


活性成分

[鎮静作用・鎮痙作用]1-4)
シザンドリン(schizandrin),ゴミシン(gomisinA)
[鎮咳作用]1-4)
シザンドリン(schizandrin),ゴミシン(gomisinA)
[鎮痛作用]1-4)
シザンドリン(schizandrin),ゴミシン(gomisinA)
[抗胃潰瘍作用]1-4)
シザンドリン(schizandrin),ゴミシン(gomisinA)
[肝障害改善作用]1-17)
シザンドリン(schizandrin),ゴミシン(gomisinA)
[抗アレルギー作用]18)
ゴミシン(gomisinA)
[抗酸化作用]19,20)
ゴミシン(gomisinN)

引用

1) 竹田茂文ら:応用薬理,33,229(1987).
2) H.Nagai,et al. :和漢医薬学会誌,7,46(1990).
3) 原田正敏ら:薬学雑誌,101,11(1981).
4) 前田信也ら:薬学雑誌,101,1030(1981).
5) Liu.CS,et al. :Sci,Sin.,21,483(1978).
6) 竹田茂文ら:日薬理誌,91,273(1988).
7) 竹田茂文ら:日薬理誌,90,51(1987).
8) 竹田茂文ら:日薬理誌,88,321(1986).
9) 竹田茂文ら:日薬理誌,87,169(1986).
10) 竹田茂文ら:日薬理誌,85,193(1985).
11) 前田信也ら:薬学雑誌,102,579(1982).
12) 中島 薫ら:薬学雑誌,103,743(1983).
13) Y.Kiso,et al. :PlantaMedica,55,13(1989).
14) 溝口靖紘ら:肝臓,27,538(1986) ;和漢医薬学会誌,6,135(1989).
15) Y.Ohkura,et al. :Jpn.J.Pharmacol.,44,179(1987) ,52,331(1990).
16) H.Nagai,et al. :PlantaMedica,55,13(1989).
17) 森澤成司ら:和漢医薬学会誌,3,203(1986) ;溝口靖紘ら:同誌.3,390(1986) ;青木源典ら:同誌.5,354(1988).
18) 北垣邦彦ら:和漢医薬学会誌,7,322(1990).
19) 戸田静男ら:日本生薬学会第34回年会講演要旨集,p.30(1987).
20) 吉村吉博ら:日本生薬学会第113年会要旨集(2) ,p.210(1993).
21) 田口平八郎:現代東洋医学,6,65(1985).
22) Y.Ikeya,et al. :Chem.Pharm.Bull.,30,3202(1982).


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