【外科医が使って知った漢方薬の魅力「意外と効くもんだ」】QLife漢方が、『漢方薬』の効果や効能、医学的・科学的情報を、わかりやすくお伝えします。

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外科医が使って知った漢方薬の魅力「意外と効くもんだ」

堀口定昭先生
(愛世会愛誠病院・下肢静脈瘤センター)

下痢などに悩む“風が吹いたら飛ばされそうな”痩せ過ぎの30代男性

下痢と下腹部の張り、脚のむくみのために来院した30代の男性。消化機能全般を良くしてくれる効果が期待できる六君子湯のエキス剤を、1回2.5グラム1日3回毎食前に処方した

生理前の強いイライラを抑えるために来院した20代女性

「生理前になるとイライラする」という20代の女性が来院した。普段から仕事のストレスでイライラしやすいが、生理の前には特にイライラして困ると言う。抑肝散を処方、2週間後には「生理前のイライラはもとより、普段のイライラも落ち着いている」とのことで…

日常生活にも影響するほどのひどい夏バテになった40代女性

40代の女性が夏バテのために来院した。そこでエキス剤の清暑益気湯を1回2.5グラム1日3回毎食前に処方した。1週間後再診してもらうと「これを飲むようにしてから無理が利くようになってきた」とのことであった。

耳鳴りに加えて、めまいやふらつきの症状も出た70代女性

耳鳴りの症状を改善したいと来院した70代女性。まず、耳の症状に有効なことがあるエキス剤の八味地黄丸を1回2.5グラム1日3回毎食前処方した。

喉の異物感が気になり来院した50代女性

喉のつまりを訴えて来院した50代の女性。半夏厚朴湯と六君子湯を処方されていたが、六君子湯を中止、半夏厚朴湯だけを内服してもらうようにした。

原因不明の胸苦しさに悩む60代男性

夜寝ている時などに急に胸苦しくなったり、胸の前が締め付けられるようになるという60代男性。胸部の違和感や痛みなどがある際に当帰湯が有効なケースがあるので、エキス剤の当帰湯1回2.5グラム1日3回を毎食前処方した。

2か月前から痛みを伴う脚の腫れが引かない40代女性

リンパ浮腫と思われる女性。医療用の弾性ストッキングを履くように指導し、圧迫治療と平行して、むくみの改善に役立つと思われる柴苓湯のエキス剤を1回2.5グラム1日3回毎食前に処方した。

軽症の下肢静脈瘤に加え、便通など他の悩みも解決した40代女性

下肢静脈瘤で来院した女性。“血”の異常を治療する薬の中で、下肢静脈瘤の患者さんの症状を改善するのに良く用いられる桂枝茯苓丸を処方した。

「顔のほてり」や「汗のかきやすさ」を訴えて来院した50代女性

最近顔のほてりを自覚するようになり、また汗もかきやすくなっているという50代女性。加味逍遥散を処方した。

毎日のように頭を締め付ける痛みに悩む30代女性

片頭痛の可能性が高いと思われた30代女性。トリプタン製剤は動悸やめまい、吐き気といった副作用が出ることがあるため、片頭痛に効果が高いと言われる呉茱萸湯を1回2.5グラム、1日3回毎食前に処方した。

原因のはっきりしない頻尿を訴える97歳女性

老人保健施設に入所している97歳の女性。頻尿に対し、牛車腎気丸のエキス剤を処方し、2週間内服してもらったが、尿の回数が減ることはなかった。そこで附子末を加えることにした。

両膝の痛みを訴える60代後半女性

両膝に痛みがあり、整形外科に通院して注射をしてもらっている。注射をしてもらうと痛みが緩和されるが、時々すごく痛くなることがあるという。少しでも楽になるなら漢方薬も試してみたいと言うので、膝痛に効くとされる防已黄耆湯を処方した。

冷えを主訴に来院した20代女性

エキス剤の小柴胡湯を、当帰四逆加呉茱萸生姜湯と併用したところ、1ヶ月ほどで夕方の落ち込みに改善が見られた。また、冷えについてもかなり改善しているようで、「職場の先輩たちがカーディガンを着ているのに、自分だけは平気で脱いでいられます」と言って…

冷えに加えて首の痛みで来院した50代女性

漢方薬は長く飲まないと効かないと思ってらっしゃる方が多いが、そうとは限らない。脚がつったときなどに処方される芍薬甘草湯のように飲んで直ぐ効く漢方薬もある。葛根湯も比較的早く効いてくる薬である。

カサカサ肌の痒みに悩む70代女性

皮膚がカサカサして、入浴後などに痒くて仕方がないと言う。乾燥肌の痒みに有効とされている、エキス剤の当帰飲子を1回2.5グラム1日3回毎食前に処方した。すると2週間後には「痒みが楽になっている」とのこと。

吸入薬で吐いてしまう気管支喘息患者の30代女性

1週間前に風邪をひいてから咳と痰が続いていると言うので、麻杏甘石湯を。また、喉のあたりがつまる感じもあると言うので、柴朴湯を処方した。その後、麻杏甘石湯で咳と痰が改善し、柴朴湯を飲んでいると喘息が落ち着いている気がするとのこと。これら2種類…

5種類試して「やっと私にあうお薬が見つかった」と喜んだ、ホットフラッシュの患者さん

55歳の女性が「顔がほてって、大量に汗をかいてしまう」と言って来院した。ホットフラッシュの症状と考え、加味逍遥散(かみしょうようさん)を処方。

ペットを失って以来、8か月間も不眠に苦しんでいた女性看護師

ペットが亡くなってから精神的に辛く、眠れなくなってしまった49歳の看護師。睡眠導入剤を飲むようになってから「ふらつき」や「めまい」といった副作用が起きた。加味帰脾湯、 酸棗仁湯のエキス剤を処方した。

首から肩にかけてのこりや痛みに悩む50代女性

「首から肩にかけての痛み」を訴えて56歳の女性が受診。そこでエキス剤の葛根湯を飲んでもらうことにした。葛根湯と合わせて、エキス剤の桂枝加朮附湯も処方。この2剤を合わせることで、葛根加朮附湯という別の漢方薬になる。

便通を調整しながらの処方で、3年来の湿疹・かゆみに対処

「3年前から季節によって顔に湿疹が出来てかゆくなる」という57歳の女性。冬から春の終わり頃までかゆみが出て困っていると言う。ウォーキングで林の辺りを歩くと、鼻水が垂れてくるとのことである。近くの皮膚科に受診したところ、「花粉のアレルギーじゃな…